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美容コラム

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貴族プロテーゼとは?ほうれい線の原因別にわかる適応・効果・注意点|ながの美容クリニック|長野の美容外科・美容皮膚科|土日診療

目次

ほうれい線治療を調べていると、「貴族プロテーゼ」という施術名を目にすることがあります。

ヒアルロン酸や糸リフトとは異なり、貴族プロテーゼは口元の構造そのものにアプローチする治療です。

そのため、適応が合えば高い効果が期待できる一方、誰にでも向いているわけではありません。

この記事では、貴族プロテーゼの仕組みや他の治療との違いを整理しながら、向いている人・向いていない人の判断ポイント、後悔しやすいケースまでを解説します。

施術を検討する前に、納得して判断するための情報としてご覧ください。

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貴族プロテーゼとは?

貴族プロテーゼは、小鼻の付け根(鼻翼基部)のくぼみにシリコン製のプロテーゼ(人工軟骨)を挿入し、へこんだ部分を内側から支えることで顔の輪郭を整える施術です。

上唇の裏側からごく小さく切開してプロテーゼを入れるため、外から傷跡が見えないのも特徴です。

適切なケースでは、骨格由来の口元の影を根本から改善し、顔全体に立体感をもたらすことができます。

貴族プロテーゼの仕組み

貴族プロテーゼは、いわゆる「鼻翼基部プロテーゼ」とも呼ばれる治療法です。

鼻の両脇にある鼻翼基部が凹んでいると、その上に皮膚が落ち込み影ができてしまいます。

プロテーゼを挿入してこの構造的なくぼみを内側から押し上げることで、ほうれい線(鼻唇溝)の影を薄くし、口元周りをふっくらとさせます。

プロテーゼは患者ごとに形を調整したシリコンなどを用い、歯茎側の口内を切開して挿入します。

施術時間は約30~60分程度で、術後の鼻の表面にギプスや固定テープは通常必要ありません。

小さな切開から挿入でき、傷跡は口内に隠れるため外見上は手術痕が残らないのも大きな利点です。

ほうれい線が目立つ構造的な理由

鼻の脇から口元にかけての深いライン(ほうれい線)は、年齢による皮膚のたるみだけでなく骨格的なくぼみによって生じる場合があります。

若い方でも中顔面が平坦(鼻翼基部が陥没)だと、頬の陰影が濃く出て実年齢以上に老けた印象になることがあります。

貴族プロテーゼはまさにこの骨格由来のへこみにアプローチし、土台から補正する治療法です。

つまり、骨格が原因のほうれい線には貴族プロテーゼが適しており、加齢による皮膚のたるみとは異なるアプローチが有効になるのです。

施術で変わる口元のポイント

貴族プロテーゼを挿入すると、口元周りの影が和らぐだけでなく、横顔の印象にも変化が現れます。

小鼻の付け根付近を内側から押し上げることで、ほうれい線の溝が浅くなり、正面から見た際の口元中央が明るく見えるようになります。

また、口元の土台がしっかりするため、出っ歯・口ゴボ(口元の突出)による野暮ったい印象が緩和される効果も期待できます。

実際、鼻翼基部の凹みを改善すると顔全体が立体的で上品な印象になり、明るく若々しい表情につながるため、この施術が「貴族手術」と呼ばれる由縁にもなっています。

プロテーゼによって口元に適度なボリュームが加わることで、横から見た際の鼻と上唇のラインもなだらかになり、洗練された輪郭バランスが得られます。

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貴族プロテーゼと他のほうれい線治療の違い

ほうれい線の治療には貴族プロテーゼ以外にも、ヒアルロン酸注入や脂肪注入、糸リフト(スレッドリフト)など様々な方法があります。それぞれアプローチや持続期間が異なり、適したケースも違います。ここでは貴族プロテーゼと主要な治療法との違いを比較し、特徴を解説します。

ヒアルロン酸注入との違い

ヒアルロン酸注入はメスを使わずに皮下に充填剤を入れてほうれい線のへこみを持ち上げる治療です。ダウンタイムが短く施術直後から効果を実感しやすいのがメリットです。

微調整が容易で「まずは手軽に試したい」という初めての方でも挑戦しやすい反面、ヒアルロン酸は体内に徐々に吸収されるため効果の持続期間は半年~1年前後と限定的です。

定期的に追加注入するメンテナンスが必要で、放置すれば元の状態に戻ってしまいます。

一方、貴族プロテーゼは外科的にプロテーゼを挿入する手術のため1~2週間程度の腫れや内出血などダウンタイムがありますが、効果が10年以上長持ちする点が大きな違いです。

即効性と手軽さを重視するならヒアルロン酸、根本的な改善と持続力を求めるなら貴族プロテーゼといった使い分けになります。

脂肪注入との違い

脂肪注入(マイクロリポインジェクション)は、自身の体から採取した脂肪細胞をほうれい線部に移植する治療です。

アレルギーの心配がなく、生着すれば半永久的に残るため効果の持続性は高いとされています。

仕上がりの質感も柔らかく自然ですが、1回の注入で十分に定着しないことが多く、複数回の施術を要する点がデメリットです。

特にほうれい線は表情でよく動く部分のため、脂肪が定着しづらく、2~3回の追加注入がほとんどの場合必要になります。

鼻翼基部の陥没が強いケースでは、一度で確実に立体感を出せるプロテーゼの方が優れていることも多いです。

耳介軟骨や肋軟骨を移植すれば拒絶反応のリスクは低くなり、手触りも自然に近づきますが、採取手術が追加されるため侵襲性は高まります。

まとめると、脂肪注入は質感が自然で自分の組織に置き換えられる利点がある一方、デザインの精密さや即効性ではプロテーゼに劣り、複数回の施術が前提になる点がプロテーゼとの違いです。

糸リフト単独治療との違い

糸リフト(スレッドリフト)は、溶ける特殊な糸を皮下に通してたるんだ皮膚を引き上げるエイジングケア治療です。

糸リフトは切開を伴わず比較的ダウンタイムも短いため、忙しい方でも受けやすいメリットがあります。

しかし、糸リフトは皮膚の位置を変える治療であって、鼻翼基部の骨格的なくぼみそのものを埋める効果はありません。

そのため、骨格が原因でできているほうれい線に対しては糸リフト単独では十分な改善が得られない場合があります。

一方の貴族プロテーゼは、皮膚そのものを引き上げるわけではありませんが、土台からボリュームを足すことで皮膚を下から支え、ほうれい線を目立ちにくくするアプローチです。

したがって、たるみ由来のほうれい線には糸リフト、骨格由来のほうれい線にはプロテーゼというように原因に合わせて使い分けることが重要です。

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貴族プロテーゼが向いている人の特徴

貴族プロテーゼは非常に有用な施術ですが、すべての人のほうれい線に万能というわけではありません。まずはこの施術に向いているケースを確認しましょう。以下のようなお悩みやご希望をお持ちの方は、貴族プロテーゼが適した選択肢となる可能性があります。

口元の影や凹みが主な悩みの場合

ほうれい線治療の中でも貴族プロテーゼが特に力を発揮するのは、鼻の両脇のくぼみに起因する口元の影が気になるケースです。

例えば「鼻翼基部のへこみだけが悩み」というような場合、プロテーゼ単独でそのへこみを埋めてあげることで十分に改善が見込めます。

骨格による影を取り除き、顔にメリハリを出すアプローチは過度な施術をせずに影を減らしたいというニーズに合致しています。

実際に、口元やほうれい線の影が主な悩みの方にとって、貴族プロテーゼで“影を減らし立体感を作る”効果は大きなメリットです。

肌そのもののハリはある程度保たれているが、構造上のへこみで損をしている若い方~中年の方に向いている施術と言えます。

ポイントとして、横顔の写真を撮ったときに小鼻の付け根(鼻翼基部)が頬のボリュームに隠れて見えない方は貴族プロテーゼの適応である可能性が高いです。

逆に、横から見ても鼻翼基部が特に陥没していない場合は、プロテーゼよりヒアルロン酸や他の方法で十分対応できることもあります。

ご自分の影の原因が「へこみ」なのか「たるみ」なのか、まず見極めることが大切です。

団子鼻にヒアルロン酸は本当に効果的?実績を徹底解説

 

ヒアルロン酸で満足できなかった場合

すでにヒアルロン酸注入でほうれい線治療を試したものの満足できなかったという方にも、貴族プロテーゼは次の選択肢となり得ます。

ヒアルロン酸で思うような効果が得られない理由はいくつか考えられます。

ひとつは先述の通り、鼻翼基部の凹みが強くヒアルロン酸ではボリュームが足りなかったケースです。

深い骨格的なくぼみは、少量のヒアルロン酸では埋めきれず「入れた直後は良かったがすぐ元に戻った」という印象になりがちです。

毎年注入を繰り返す手間や費用を考えると、最初から半永久的に効果が続く治療を選びたいというニーズも出てくるでしょう。

貴族プロテーゼであれば一度でしっかりとくぼみを持ち上げられ、長期間効果が安定します。

ヒアルロン酸治療で「効果が物足りない」「すぐ元に戻ってしまう」「繰り返すうちに費用がかさむ」と感じた方には、プロテーゼ治療への切り替えを検討する価値があります。

なお、ヒアルロン酸で効果がなかった場合でも、脂肪注入や他の施術が適するケースもありますので、医師と相談の上で最適解を探すことが大切です。

効果の持続性を重視する場合

一度の施術で長く効果を持続させたい方にも貴族プロテーゼは向いています。

前述したようにヒアルロン酸は体内で吸収されるため定期的な追加注入が必要ですが、貴族プロテーゼは基本的に入れ替えをしなくても半永久的に効果が続くと考えられています。

プロテーゼそのものは体内で劣化しにくく、加齢による顔の変化に大きくそぐわない限り10年以上は同じ効果を維持できることが一般的です。

下記のような方にとって、貴族プロテーゼは一度の手術で長年にわたり効果を享受できる点が大きな魅力でしょう。

「ほうれい線を改善したいが何度も施術を受ける時間的・金銭的余裕がない」

「将来にわたってコストパフォーマンスの良い方法を選びたい」

もちろん永久的な保証があるわけではなく、例えば10~15年後に顔つきが変わってきた際には入れ替えを検討する場合もあります。

それでも定期的な注入が必要な治療と比べてメンテナンスの手間が圧倒的に少ないことは確かです。

貴族プロテーゼが向いていない人の特徴

一方で、貴族プロテーゼがあまり適していないケースもあります。無理に適応外の状態で施術を受けると、期待した効果が得られなかったり不自然な仕上がりになるリスクがあります。以下のような特徴に当てはまる場合は、他の治療法を検討したほうが良いかもしれません。

ほうれい線の原因が皮膚のたるみ中心の場合

ほうれい線が目立つ主な原因が肌や頬のたるみである場合、貴族プロテーゼ単独では十分な改善が難しいことがあります。

年齢とともに頬の脂肪や皮膚が下がってできたほうれい線には、外科的なフェイスリフトや糸リフトなどで皮膚そのものを引き上げる治療が適しています。

このようなケースでプロテーゼを入れても、土台を支える効果はあっても垂れ下がった皮膚自体を持ち上げることはできません。

ほうれい線の深さに大きな変化が出にくいでしょう。

実際、皮膚のたるみが強い場合にはプロテーゼに固執せず、リフト系の施術(手術リフトやハイフなど)を優先したほうが満足度が高い結果になることが多いです。

特に50代以上で頬のボリュームロスとたるみが主因のほうれい線には、まずたるみ治療を検討し、その上で必要ならプロテーゼを併用するという順序が望ましいでしょう。

医師も診察の際には、たるみと骨格のどちらが主因かを見極めて施術プランを提案します。

このように、原因が皮膚のたるみによる場合は貴族プロテーゼ単独では不十分であることを念頭に置きましょう。

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不自然な変化を避けたい場合

「美容整形をしたと周囲に気付かれたくない」「顔の印象が大きく変わるのは避けたい」という方も慎重な判断が必要です。

顔の骨格に手を加える施術である以上、完全に元の顔と同じというわけにはいきません。

たとえば鼻翼基部に高さを出すことで鼻と口の角度が変わったり、小鼻の存在感がやや強調されることがあります。

(※これは鼻柱基部に軟骨移植を併用することで緩和できます)

貴族プロテーゼ自体は極力自然に仕上げられる施術ですが、変化を一切許容できない方やメスを入れることに不安が大きい方には不向きかもしれません。

カウンセリング時に仕上がりのシミュレーションや過去の症例写真をよく確認し、それでも納得できない場合は無理に受けない勇気も必要でしょう。

ダウンタイムを確保できない場合

仕事や家庭の事情で長めのダウンタイムを取れない方も、貴族プロテーゼには向かない可能性があります。

術後は、以下のようなダウンタイムが想定されます。

  • 術後は腫れや内出血が生じる
  • 特に最初の3~5日ほどは鼻の付け根~ほうれい線周辺にかけてむくみや青あざが目立つこともある
  • 術後7日目に抜糸
  • 見た目が落ち着くまで1〜2週間程度

抜糸は術後7日目に行うのが一般的で、それまでは上唇小帯部(上唇裏側)に細かな糸が入った状態です。

マスクで隠せるとはいえ、接客業など顔を出すお仕事ですぐに人前に出なければならない場合は、十分な休養期間を取れないことでストレスになるかもしれません。

糸リフトやヒアルロン酸注入であればダウンタイムは数日程度と比較的軽いため、どうしても休みが確保できない方にはダウンタイムの短い治療を優先する方が無難です。

「腫れた状態で仕事に行けない」「長期休暇まで施術を待てない」といった状況にある場合は、焦って手術を受けず一旦スケジュールを調整することをおすすめします。

貴族プロテーゼのメリットとデメリット

貴族プロテーゼには多くの利点がありますが、同時に注意すべき点も存在します。ここではメリットとデメリットを整理してみましょう。施術を検討する際の判断材料にしてください。

口元の土台を支えるメリット

骨格からほうれい線を改善できる

骨格からほうれい線を改善できる点が最大のメリットです。鼻翼基部にプロテーゼを挿入することで、単なる表面のシワ取りではなく口元の土台を形成し直すように支えられるため、ほうれい線の根本改善につながります。土台から支えることで頬周りに自然なボリュームが生まれ、顔全体が若々しく立体的に見えます。

長期安定性が高い

長期安定性が高いことも利点です。適切に固定されたプロテーゼは体内で変質することがなく、効果が持続します。ヒアルロン酸のように数ヶ月~1年で吸収されることがないため、一度の施術で長期にわたり効果を維持できます。将来的に顔立ちの変化に合わせて入れ替えを検討することもありますが、基本的には半永久的な改善が得られると考えて良いでしょう。

表情に左右されにくい

表情に左右されにくい点も魅力です。グロースファクターなど再生医療的アプローチは笑った時のシワ改善に有効ですが、プロテーゼは表情に関係なく常にへこみを支えてくれるため、静止時の深いほうれい線を確実に浅くできます。写真写りやマスクを外した瞬間など、無表情の状態でも若々しい口元をキープできるでしょう。

他の施術との相性が良い

他の施術との相性が良いこともメリットです。例えば、皮膚のたるみが少しある方なら糸リフトと併用することで相乗効果が得られますし、ヒアルロン酸で細かな凹凸を調整することもできます。貴族プロテーゼで土台を整えておけば、その後の美容施術の効果も高まりやすくなります。

効果の安定性と持続性

効果が安定して長持ちする

効果が安定して長持ちする点は大きな魅力です。プロテーゼ挿入直後は腫れによる変化がありますが、落ち着いた後の形は基本的にずっと変わりません。ヒアルロン酸のように時間とともに減量したり、脂肪注入のように吸収率に個人差が出たりということが少なく、狙ったデザインを長年キープできます。

メンテナンスの頻度が少ない

メンテナンスの頻度が少ないことも患者様にとって負担軽減になります。前述の通りヒアルロン酸は定期メンテが前提ですが、貴族プロテーゼは一度挿入すれば基本的に追加処置は不要です。稀に経年で入れ替えを検討するケースもありますが、10年以上先の話になるため、毎年施術を繰り返すより精神的にも経済的にも安定しています。

施術者の技術が反映しやすい

施術者の技術が反映しやすいのも安定性につながります。オーダーメイドでプロテーゼを削り出し、ミリ単位で位置を調整することで理想に近い形を作れます。例えば「もう少しここに高さが欲しい」といった要望も、術中にプロテーゼの厚みを微調整して応えることができます。術者の美的センスと経験がそのまま結果に反映されるため、満足度の高いデザインを追求できるメリットがあります。熟練した医師であれば左右差の補正や鼻唇角のバランス調整も的確に行えるため、仕上がりの安定感が違います。

将来的な施術追加がしやすい

将来的な施術追加がしやすい点もあります。プロテーゼは取り出しや入れ替えが比較的容易で、他の部位の整形とも干渉しにくいです。例えばその後に鼻先の手術や歯科矯正などを行う場合でも、必要に応じてプロテーゼの形を調整したり一時的に抜去することが可能です。骨に穴を開けたりということもないため、柔軟性の面でも優れていると言えます。

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注意しておきたいデメリット

リスクがゼロではない

手術である以上リスクがあることは知っておきましょう。口腔内を切開してプロテーゼを挿入するため、術後に腫れ・内出血・痛みが生じるのは避けられません。特に細菌感染には注意が必要で、傷口から菌が入ると発赤・熱感・膿みなど感染症状が出る可能性があります。万一感染した場合は抗生剤治療やプロテーゼ抜去が必要になるケースもあります。体質によってはプロテーゼを異物とみなして拒絶反応(慢性的な炎症や違和感、しこり)が起こる例も報告されています。

仕上がりに満足しないこともある

仕上がりのイメージと異なる可能性もゼロではありません。プロテーゼのデザインや挿入位置が適切でないと、理想としていた形状とわずかにズレが生じることがあります。例えば左右差が残ってしまったり、小鼻周りの輪郭に隆起感が出てしまうケースです。これらは術者の技術で極力防げますが、ヒアルロン酸のように後から溶かして微調整…というわけにはいかないため、一度の手術で完璧を目指す必要があります。場合によってはプロテーゼの再調整や抜去が必要になることもあります。

プロテーゼがずれることもある

プロテーゼのズレや輪郭浮き出しのリスクもわずかながら存在します。経年で骨膜との固定が緩んだり、顔を強くぶつけた拍子にプロテーゼが動いてしまうと、左右で高さが違って見えたり、エッジ部分が触れるようになる可能性があります。特に手術直後にプロテーゼ周囲の組織が安定する前に強いマッサージや圧迫を加えると、位置ずれの原因になり得ます。プロテーゼ自体は基本劣化しませんが、加齢による周囲組織の変化でフィット感が合わなくなる可能性もあります。このような場合、10~15年を目安に入れ替えを検討することがあります。

ダウンタイムと費用大きい

ダウンタイムと費用が大きい点もデメリットでしょう。他の注入治療に比べて術後の腫れ・内出血が長引きますし、抜糸や経過観察の通院も必要です。費用面でも、ヒアルロン酸1本あたりの料金と比べるとプロテーゼ手術は高額ですが、効果の持続を考慮すれば長期的には釣り合う場合もあります。とはいえ初期コストのハードルが高いのは事実です。以上のように、貴族プロテーゼにはリスクとコストが伴うことを理解し、その上でメリットと照らし合わせて慎重に判断することが重要です。

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貴族プロテーゼで後悔しやすい理由

美容医療において「後悔しないために大切なこと」は施術の適応を正しく見極めることと、事前の情報収集・カウンセリングを十分に行うことです。貴族プロテーゼに限らず言えることですが、特に骨格にアプローチする手術である貴族プロテーゼでは、一度の判断ミスが長く尾を引く可能性があります。ここでは、過去に貴族プロテーゼを受けた方が後悔してしまったケースに見られる典型的な理由を考えてみましょう。

適応を正しく判断できなかったケース

まず多いのが、「本当はこの手術の適応ではないのに受けてしまった」ケースです。

ほうれい線の主原因が骨格的なくぼみではなかったのに貴族プロテーゼを入れてしまい、思ったほど効果が出なかったというパターンです。

先述のように、皮膚のたるみが主な原因の場合はプロテーゼだけでは十分な改善が得られません。

例えば、頬がたるんでほうれい線が深くなっている50代の方が、リフトアップではなくプロテーゼのみを選んでしまうと、術後もほうれい線の深さは大きく変わらず「手術をした意味がなかった」と感じてしまうかもしれません。

また逆に、ほうれい線の溝自体は浅いのにプロテーゼを入れた結果、さほど違いが分からず「やらなくても良かった」と後悔するケースも考えられます。

軽度のへこみならヒアルロン酸注入だけで十分だったかもしれません。

このように、自分のほうれい線の原因に対して適切な治療法を選ばなければ、手術をしても期待外れな結果に終わり後悔につながる恐れがあります。

カウンセリング時には医師による診断を仰ぎ、自分が本当に貴族プロテーゼの適応かどうか、他に代替手段はないかを冷静に判断することが大切です。

他施術との比較不足による選択ミス

次に、「他の治療法と十分比較検討しないまま選んでしまった」ことも後悔の一因になります。

ほうれい線治療には様々な選択肢がありますが、それぞれメリット・デメリットが異なります。

例えば、まだ30代前半でほうれい線がうっすら気になる程度の方が、将来の不安から先走って貴族プロテーゼを入れてしまうケースを考えてみましょう。

本当はヒアルロン酸で少しボリュームを足すだけで10分程度で終わり、ダウンタイムもなく満足できたかもしれません。

わざわざ手術を選んだことで「必要以上の治療をしてしまった」と感じることもあるでしょう。

自分の症状に合った治療法を比較検討せずに選択するとミスマッチが起こりやすく、結果として後悔につながることがあります。

特に貴族プロテーゼは効果が大きい分、適応が限定される側面もあります。

「笑ったときだけ出る浅いほうれい線」には再生治療が自然で効果的だったりします。

安易に「半永久的に治るらしいから」と飛びつかず、他の治療法との比較検討を十分に行った上で選ぶようにしましょう。

カウンセリングで確認不足だった点

最後に、「カウンセリング時の確認不足」も後悔の大きな原因になり得ます。

手術前のカウンセリングでは、施術の詳細やリスク、ダウンタイム、仕上がりのイメージなどについて医師から説明があります。

この場での理解不足や質問し忘れがあると、術後に「こんなはずじゃなかった」というギャップが生じかねません。

例えば「プロテーゼを入れれば完全にほうれい線が消える」と誤解したまま手術を受け、実際には多少溝が残って「思ったより効果がない」と落胆するケース。

また、仕上がりのイメージ共有が不十分であったために「口元の感じが自分の想像と違う」と不満が残るケースも考えられます。

貴族プロテーゼの場合、鼻先や口元とのバランスを考慮してプロテーゼの形状を決める必要がありますが、この点について患者様と医師で認識がずれていると仕上がり像に齟齬が出てしまいます。

納得できる説明が受けられなかったり信頼できないと感じた場合は、施術を見送る決断も必要です。

逆に十分な相談を経て施術を受ければ、術後の満足度も高まり「やって良かった」という結果につながりやすくなります。

当院でもカウンセリングにじっくり時間をかけ、患者様がご納得いくまで丁寧に診断・説明することを大切にしています。

不安な点は写真や模型を使ってわかりやすく解説いたしますので、気になることは何でもお尋ねください。

事前の擦り合わせを万全に行い、後悔のない最適な治療選択を一緒に目指しましょう。

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貴族プロテーゼに関するよくある質問

貴族プロテーゼはどんなほうれい線に向いていますか?

貴族プロテーゼは、鼻の両脇の骨がくぼんでいるためにできるタイプのほうれい線に向いています。

具体的には、中顔面の凹みによって正面から見たときに影ができるようなケースです。

こうした骨格由来のほうれい線は、プロテーゼでくぼみを内側から持ち上げることで根本的に改善できます。

一方、笑ったときだけ現れる浅いシワや、頬のたるみが原因のほうれい線にはあまり向いていません。

その場合はヒアルロン酸注入や糸リフトなど別の治療の方が効果的なことが多いです。

要するに、静止時でも深く刻まれている骨格的なくぼみタイプのほうれい線が貴族プロテーゼの適応になります。

ヒアルロン酸と貴族プロテーゼはどう違いますか?

ヒアルロン酸注入と貴族プロテーゼの大きな違いは、施術方法と効果の持続期間です。

ヒアルロン酸注入はメスを使わないプチ整形で、施術直後からシワがふっくらしますが、効果は半年~1年程度で徐々に薄れていきます。

追加で注入すれば維持できますが、定期的なメンテナンスが必要です。

一方の貴族プロテーゼは手術になりますが、一度で10年以上効果が持続するケースがほとんどです。

また、プロテーゼは骨格にしっかり高さを出せるため、凹みが強い場合でも十分な補正力があります。

ヒアルロン酸はその都度量を調整できる柔軟性やダウンタイムの短さがメリットですが、深いほうれい線にはボリュームが足りなかったり、何度も繰り返すうちに費用がかさむデメリットがあります。

手軽さ重視ならヒアルロン酸、根本改善と持続力重視ならプロテーゼと覚えると分かりやすいでしょう。

ダウンタイムはどれくらいありますか?

 個人差はありますが、腫れや内出血はおおむね1~2週間ほどで落ち着くことが多いです。特に術後2~3日は鼻の付け根~頬にかけてむくみが強く出る傾向があります。

上唇の裏の糸は約1週間後に抜糸します。抜糸までは違和感があるかもしれませんが、傷は口の中なので外からは見えません。

大きな腫れは1週間程度で引き、内出血の跡もメイクやマスクで隠せるレベルになります。

完全に自然な状態になるまでには約1ヶ月ほどみていただくと安心です。

術後当日は安静にし、翌日からシャワー程度であれば可能です。

腫れを早く引かせるために、クリニックで指示されたアイシングや内服薬の服用を守ってください。

ダウンタイム中は無理にマッサージをせず安静にすることが大切です。

お仕事などで人前に出る場合は、1~2週間休暇を取れるタイミングで受けるのがおすすめです。

貴族プロテーゼだけで若返りますか?

貴族プロテーゼはほうれい線の改善によって口元の老け見えを解消し、顔を若々しく見せる効果があります。

鼻翼基部に高さが出ると中顔面に立体感が生まれ、頬のこけや口元の影が薄れるため、それだけでも見た目の年齢が若返ることは確かです。

特にほうれい線が主なエイジングサインだった方にとっては、プロテーゼだけで大きな満足感が得られるでしょう。ただし、若返り効果はそれぞれの悩みにもよります。

貴族プロテーゼは口元周りの若返りには有効だが、オールマイティではないということです。

逆に言えば、口元のほうれい線さえ改善すればかなり若々しく見えるタイプの方には、貴族プロテーゼは非常に効果的な若返り施術と言えます。

まとめ|貴族プロテーゼは適応判断が重要

ほうれい線治療の中でも貴族プロテーゼは、骨格レベルでのアプローチによって劇的な改善を得られる可能性がある反面、適応を見極めないと効果が薄かったりリスクが上回ったりする特殊な施術です。

ながの美容クリニックでは、施術前のカウンセリングで患者様一人ひとりの顔立ちやお悩みを細かく診断し、その方に本当に必要な治療かどうかを見極めてからご提案しています。

貴族プロテーゼが適していないと判断した場合には、他の代替案も含めて正直にお伝えし、最適なプランをご提案いたします。

貴族プロテーゼで失敗や後悔をしないためには、適応判断と信頼できるクリニック選びが何より重要です。

私たちはゴールデンバランスに基づくデザインで自然な仕上がりを追求しつつ、丁寧なカウンセリングで患者様の不安を解消し、納得のいく治療を提供いたします。

興味を持たれた方はぜひ一度ご相談ください。専門医があなたのほうれい線の原因を見極め、ベストな解決策をご提案いたします。

貴族プロテーゼは正しく行えばきっと笑顔に自信を取り戻せる治療です。

当院と一緒に、理想の若々しい口元を目指してみませんか。詳しくはカウンセリングでお気軽にお尋ねください。お待ちしております。

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