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美容コラム

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エラボトックスの適応を徹底解説|小顔効果が期待できる人・できない人の違いとは|ながの美容クリニック|長野の美容外科・美容皮膚科|土日診療

エラボトックスの適応を徹底解説

目次

「エラの張りをなくして小顔になりたいけれど、自分にエラボトックスが合うのかわからない…」そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

エラの張りには、筋肉・骨格・脂肪といったさまざまな原因があり、すべてにボトックスが有効というわけではありません。筋肉が発達している「筋性エラ張り」の場合には注射で自然に輪郭がすっきりしますが、骨格や脂肪が原因の場合は別の治療が必要になることもあります。

この記事では、エラボトックスの適応になる人・ならない人の見分け方や、効果の持続期間、注意点について詳しく解説します。治療を検討する際の参考にしてみてください。

エラボトックスとは?

ここからは、エラボトックスの基本について解説します。エラ張りの原因やボトックス注射の仕組み、他の小顔治療との違いを整理しながら、治療を検討する際の前提知識を確認していきましょう。

エラ張りの原因は筋肉・骨格・脂肪に分けられる

エラの張りには大きく分けて三つの原因があります。

  • 筋肉性エラ張り
  • 骨格性エラ張り
  • 脂肪性エラ張り

ひとつ目は、咬筋(こうきん)と呼ばれる顎まわりの筋肉が発達している「筋肉性エラ張り」。二つ目は、下顎の骨が外に張り出している「骨格性エラ張り」。三つ目は、顎からフェイスラインにかけて脂肪がついている「脂肪性エラ張り」です。

どのタイプかによって治療方法が異なるため、エラボトックスが適応となるかどうかは、原因を正確に見極めることが重要です。

ボトックス注射の仕組みと効果の現れ方

エラボトックスは、筋肉の動きを抑制する「ボツリヌストキシン製剤」を咬筋に注入する治療です。神経から筋肉への信号をブロックすることで、筋肉の働きを弱め、徐々に小さくしていきます。

これによりフェイスラインがすっきりとし、エラの張りが目立たなくなります。2~3日で作用開始、輪郭の見た目は数週間で変化することが多いです。持続期間は、個人差がありますが、3~4か月ほどとされています。

エラボトックスと他の小顔治療との違い

小顔治療には外科手術で骨を削る方法や、脂肪溶解注射・脂肪吸引などもあります。これらは骨格や脂肪にアプローチする治療ですが、エラボトックスは筋肉の肥大が原因の場合に効果を発揮します。

切開を伴わないためダウンタイムが短く、自然に輪郭を整えられる点が大きな特徴です。一方で骨格が原因のエラ張りには効果が乏しく、適応を見極めることが欠かせません。

エラボトックスが適応になるケース

ここからは、エラボトックスが適応となる具体的なケースについて解説します。筋肉性エラ張りや歯ぎしりの改善、短期間で小顔効果を得たい場合など、効果が期待できる条件を詳しく見ていきます。

筋肉性エラ張りの特徴と見分け方

エラボトックスのもっとも代表的な適応は、咬筋の発達による「筋肉性エラ張り」です。奥歯をぐっと噛みしめたときに顎の横が硬く盛り上がる場合、咬筋が発達している可能性があります。

このようなケースでは、ボトックス注射により筋肉の働きを抑えることで、徐々に輪郭がほっそりしていきます。骨の形ではなく筋肉が原因のため、比較的短期間で小顔効果を実感できるのが特徴です。

噛みしめ・歯ぎしりの改善を期待できるケース

日常的に歯ぎしりや食いしばりがある方も、エラボトックスの適応となることがあります。噛む力が強すぎると咬筋が肥大し、見た目のエラ張りを悪化させるだけでなく、顎関節症や歯の摩耗などのトラブルにつながることもあります。ボトックス注射で筋肉の緊張を和らげることで、エラ張りの改善と同時に歯ぎしり・噛みしめの軽減が期待できます。

短期間で小顔効果を実感したい人のケース

結婚式や写真撮影など、特別なイベントを控えて小顔になりたいと考えている方にもエラボトックスは適しています。施術後2〜4週間ほどで効果が現れ始め、フェイスラインが自然にシャープになります。

外科手術のように大きなダウンタイムがないため、短期間で見た目を整えたい人にとって選びやすい治療法といえるでしょう。

エラボトックスの適応外または効果が限定的なケース

ここからは、エラボトックスが適応外となるケースや効果が限定的な条件について解説します。骨格や脂肪、体質による違いなどを理解することで、自分に合った治療を選びやすくなります。

骨格が原因のエラ張りの場合

下顎の骨そのものが外側に張り出している「骨格性エラ張り」の場合、エラボトックスは適応外となります。筋肉に作用する治療のため、骨の形までは変えることができません。

このようなケースでは、骨切りなど外科的な治療が必要になる場合があります。カウンセリングで骨格と筋肉のどちらが原因かを見極めることが、治療法を選ぶうえで重要です。

脂肪の量や皮膚のたるみが強い場合

顎まわりに脂肪が多くついている、または加齢による皮膚のたるみが目立つ場合も、エラボトックス単独での効果は限定的です。筋肉が小さくなっても、脂肪やたるみが残っているとフェイスラインの改善を十分に実感できません。

こうした場合は、脂肪溶解注射や糸リフトなど、他の施術と組み合わせることで効果を高められる可能性があります。

ボトックス注射の効果が出にくい条件

エラボトックスは比較的安全性の高い治療ですが、体質や生活習慣によっては効果が出にくいケースもあります。たとえば、代謝が早い人では薬剤の効果が短期間で薄れることがあります。

また、強い噛み癖がある人は、注射後に効果が持続しにくい傾向もあります。さらに、妊娠中・授乳中の方や持病のある方は施術を受けられない場合があるため、必ず医師による適応判断を受けることが大切です。

エラボトックスの施術の流れと注意点

ここからは、エラボトックスの施術の流れと注意点について解説します。カウンセリングから実際の施術、アフターケアや副作用までを知ることで、安心して治療に臨むことができます。

カウンセリングで原因を見極めるステップ

施術前には必ず医師によるカウンセリングを行い、エラ張りの原因が筋肉なのか、骨格や脂肪なのかを見極めます。この診断が誤っていると、エラボトックスの適応でないケースに治療をしてしまい、十分な効果が得られません。

適応を正しく判断するためには、噛みしめたときの筋肉の張りや骨の形を丁寧に診察することが重要です。

施術時間・注入部位・痛みの程度

エラボトックスの施術は、片側数か所にボトックスを注入するだけで、施術時間は10〜15分程度と短時間で終了します。痛みは極細の針を使用するため軽度で、麻酔クリームや冷却で緩和できる場合がほとんどです。

日常生活への影響も少なく、施術当日からメイクや洗顔が可能なことが多い点もメリットです。

施術後の注意点と副作用リスク

施術後は数日間、軽い腫れや内出血が出ることがありますが、多くは自然に改善します。まれに違和感や噛みにくさを感じることがありますが、通常は数日〜数週間で落ち着きます。

施術当日は強いマッサージや飲酒、激しい運動を控えることが推奨されます。また、効果を持続させるためには、過度な噛みしめを避けることも大切です。

安全に治療を受けるためには、施術経験の豊富な医師に相談し、適応とリスクを理解したうえで受けることが欠かせません。

エラボトックスの効果の持続期間と治療の頻度

ここからは、エラボトックスの効果がどのくらい続くのか、また治療の頻度について解説します。効果が現れるまでのタイミングや維持のための治療サイクルを理解しておきましょう。

効果を感じ始めるタイミング

エラボトックスの効果は、施術直後から現れるわけではありません。薬剤が筋肉に作用し、咬筋の動きが弱まるまでにおよそ2〜4週間ほどかかります。

まず「噛んだときに筋肉の盛り上がりが弱まる」感覚が出てきて、その後フェイスラインがすっきりしてきます。

繰り返し施術することで期待できる変化

エラボトックスの効果は一時的ですが、繰り返し施術することで持続性が高まりやすいとされています。数回注入を続けると、咬筋自体が萎縮しやすくなり、治療間隔を徐々に延ばしても効果を実感できるケースがあります。

継続的に受けることで、より自然な小顔効果を保てるのが特徴です。

維持のための治療サイクルと費用の目安

効果の持続期間は通常3〜6か月程度です。そのため、定期的なメンテナンスとして年2〜3回の施術を勧められることが多いです。

費用はクリニックによって異なりますが、1回あたり数万円が目安です。施術の頻度や費用を踏まえ、自分に合った治療計画を立てることが大切です。

エラボトックスの効果の持続期間と治療の頻度

ここからは、ながの美容クリニックにおけるエラボトックスの特徴について解説します。医師による適応判断やダウンタイムの少なさ、豊富な症例に基づいた安心の施術体制をご紹介します。

効果を感じ始めるタイミング

エラボトックスの効果は、施術直後からではなく、通常2〜4週間ほどで現れ始めます。まずは噛んだときの筋肉の張りが弱まり、徐々にフェイスラインがすっきりしていきます。写真や鏡で変化を実感できるのは施術から1か月前後が目安です。

繰り返し施術することで期待できる変化

1回の施術でも効果を得られますが、3〜6か月程度で徐々に元の状態に戻ります。そのため、多くの方は半年に1回ほどのペースで継続しています。繰り返し施術を受けることで咬筋が徐々に萎縮し、効果が長持ちするようになるケースもあります。

特に食いしばりや歯ぎしりの改善目的で受ける場合は、定期的に続けることで日常生活の快適さも向上します。

維持のための治療サイクルと費用の目安

効果を安定的に維持したい場合は、最初の1〜2年は3〜6か月ごとの施術を推奨されることが多いです。その後は筋肉の状態を見ながら、年1回程度に間隔をあけても十分に効果を維持できる方もいます。

費用はクリニックや使用する製剤によって異なりますが、1回あたり数万円台が目安です。適応や治療計画は人によって異なるため、カウンセリングで医師と相談し、自分に合ったサイクルを見つけることが大切です。

エラボトックスが適応するか心配な方はながの美容クリニックにご相談ください

医師による丁寧な診察と適応判断

エラボトックスは、筋肉性エラ張りに効果を発揮する一方で、骨格や脂肪が原因の場合には十分な改善が得られないこともあります。そのため、まずは医師が診察を行い、原因を見極めることが重要です。

ながの美容クリニックでは、経験豊富な医師が一人ひとりの状態を丁寧に確認し、エラボトックスが適応かどうかを正確に判断します。

少ないダウンタイムで自然な仕上がりを目指す

「周囲に気づかれず自然に小顔になりたい」という方にとって、ダウンタイムの少なさは大きな魅力です。

当院では痛みや腫れを最小限に抑える施術を心がけ、自然な輪郭の変化を目指しています。仕事や日常生活に支障をきたさない形で治療を受けられるため、忙しい方でも安心です。

症例数と経験に基づいた安心の施術体制

ながの美容クリニックでは、これまでに多くのエラボトックス症例を扱ってきました。積み重ねた経験に基づき、患者さま一人ひとりに最適な注入量や部位を調整することで、より満足度の高い結果につなげています。

初めてで不安がある方も、実績のある医師によるカウンセリングと施術で、安心して治療に臨んでいただけます。

まとめ

エラボトックスは、咬筋の発達による「筋肉性エラ張り」に効果を発揮する治療です。奥歯を噛みしめたときにエラが硬く盛り上がる方や、歯ぎしり・食いしばりが強い方に適応しやすく、短期間で自然な小顔効果を実感できるのが特徴です。

一方で、骨格や脂肪が原因の場合には効果が限定的となり、別の治療が必要になるケースもあります。適応を正しく見極めることが、満足度の高い仕上がりにつながります。

ながの美容クリニックでは、丁寧な診察と経験に基づいた施術により、一人ひとりに合った治療をご提案しています。エラボトックスが自分に向いているか不安な方も、まずはお気軽にご相談ください。

エラボトックスで小顔になる